Q 作業療法士になったきっかけは？
A 子どもの頃の病気がきっかけでリハビリを含めいろいろな人に助けられたので、その恩返しがしたくて作業療法士を目指しました。
Q 仕事をする上で心がけていることは？
A 自分から利用者の方に挨拶をすることと笑顔で話すこと。また、お話をできるだけ聞くようにしています。
Q仕事のやりがいを教えてください。
A いろいろな先輩にも恵まれて、作業療法士という役割が引き出せる職場だと思っています。ご自宅に訪問して生活場面を見る場合も多く、困っているところを見つけて、自分でリハの内容を考えることも増えました。また、利用者の方から「これができるようになった」「ありがとう」と言われた時は、またもうひとつ上の目標が作れるので、それに向けて頑張れます。
Q 職場の魅力を教えてください。
A スタッフ同士の関係が良いので、いろいろな相談も気兼ねなくできるところです。困ったことがあれば、上司にも相談できる環境にあります。周りには子育てしながら働く職員も多く、家族のことも大切にしながら、お互いに支え合って働ける職場だと思います。
Q 学校で学んだことと現場との違いはありますか？
A 教科書の通りになることはほとんどありません。例えば認知症の方の場合、どこまで理解できて、どこが理解できないかの判断ができないこともあります。プログラムを立てるのが難しい場合は、先輩に教えていただきました。
Q 職種連携について教えてください。
A 当施設は、職種間の上下関係や隔たりがなく、いろいろな職種がチームで、利用者お1人お1人の介護やケアに当たっています。リハビリ会議では家族の要望を看護師に伝えたり、送迎に行った時のご自宅の様子を担当者に聞いたり。職種が違っても、みなさん可能な限り協力してくれます。
Q 職場環境について教えてください。
A 正直、新卒で入る前は不安ばかりで、続くかなと心配したこともあります。実際に入ってみると、スタッフのみなさんが気にかけて声をかけてくれるので、心の支えになりました。「自分も役に立っているんだ」ということも分かりやすいので、モチベーションにもつながっています。
Q 目標を教えてください。
A 入職して5年目、そろそろ中堅と言われてもおかしくない頃になってきたので、後輩の指導もやってきたいし、もっと知識も重ねたいと思っています。地域との連携や、サロン活動などを通して、作業療法士として人のために活躍できる場所に行けたらいいですね。将来的にはケアマネジャーにも興味を持っています。
Q オンとオフの切り替えについて教えてください。
A アーティストのライブが趣味で、県外まで出かけることがあります。そんな時はお休みを取って、思い切り息抜きしています。職場のみなさんも理解してくれています。うさぎを飼っているので、癒やされる毎日です。
一日の流れ
- 8：30 全体朝礼
- 8：40 リハの朝礼と申し送り 入所利用者のリハビリ
- 9：30 通所利用者のリハビリ 合間にリハ会議や担当者会議に参加 毎月の計画書や議事録作成など
- 13：00 休憩
- 15：00 入所の方のリハビリ
- 16：30 カルテ記録
- 17：00 終礼
- 17：15 終業
